南山法律事務所
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2021.11.05
コラム

 

みなさんは災害用伝言ダイヤル【171】をご存じですか?

今回は、災害用伝言ダイヤルについて、また先日の体験利用日に実際に利用してみましたので、その体験報告をさせていただきたいと思います。

 

■災害用伝言ダイヤル【171】とは?

自然災害の発生により、被災地への通信が増加し、電話などがつながりにくい状況になった場合、

提供が開始される声の伝言板です。

 

■何ができるの?

災害用伝言ダイヤルでは、「録音する」ことと「再生する」ことが可能です。

被災地の方は171に電話をかけ、ガイダンスに添って、電話番号の登録とメッセージの録音を行います。

一方、被災地にいる方の安否確認や、メッセージが残っていないかを確認したい方は、171に電話をかけ、ガイダンスに添って進めていくことで、登録されたメッセージを再生し、聞く事ができます(再生をする場合は、被災地にいる方の電話番号をお手元にご用意ください)。

 

■災害時しか利用できないの?

災害用伝言ダイヤルは、通常、災害発生時に開始されるサービスですが、災害発生時に備えて事前に利用方法を覚えていただくことを目的として、「体験利用日」が設けられています。

【体験利用日】

・毎月1日、15日 00:00~24:00

・正月三が日    1月1日00:00~1月3日24:00

・防災週間     8月30日9:00~9月5日17:00

・防災とボランティア週間 1月15日9:00~1月21日17:00

 

※体験利用では、録音時間や伝言保存期間の制限がありますので、詳しくはNTTのHPをご確認下さい。

 

■災害用伝言ダイヤルを体験してみました

ここからは、先日10月15日の体験利用日を使って、実際に災害用伝言ダイヤルを利用してみましたので、その報告をさせていただきます。

 

普段使っているスマートフォンで、まずは録音から。

171にかけると、ガイダンスが流れます。

ガイダンスに従って進めていくと、「被災地の電話番号をダイヤルしてください」という案内が流れます。

「電話番号・・・?携帯番号でも大丈夫かな?」

と少し不安になりつつ、携帯番号をプッシュ。

携帯電話でも特に問題はなかったようで、さらにガイダンスは続き、メッセージ録音についての案内が流れます。

今回は、体験だったのでそのままのメッセージ「体験です。試しに災害用伝言ダイヤルを使ってみました。」と録音し、これにて録音終了です。

 

次は、録音したメッセージを確認するために、再度171にダイヤル。

録音時と同様、ガイダンスが流れ、それに添って進めていくと、被災地の電話番号を求められます。

先程録音した際に、自分自身の携帯番号を登録していたので、その番号をプッシュすると、続いて再生についてのアナウンスが流れ、その後、先程録音した私の声が流れました。

 

録音、再生ともに、それぞれガイダンスに添って進めていくので、あまり迷うことなく、また録音~再生までかかった時間は5分弱と、とても簡単に行うことができました!

 

体験後、早速、遠方にいる両親と姉にこのダイヤルの存在を報告。

姉には今日にでも家族で体験してみるよう促し、両親は少し高齢なので、次に帰省するタイミングで一緒に体験してみよう、と約束しました。

 

 

災害伝言ダイヤルの存在を知っているか否か、また体験したことがあるかないかで、災害発生時の動き方が変わると思います。

百聞は一見にしかず。

万が一の災害時に備え、災害グッズの準備と併せて、家族、友人間で体験してみてはいかがでしょうか。

 

※上記、災害用伝言ダイヤル体験について報告をしましたが、みなさんにも是非体験していただきたく、ガイダンスのプッシュ番号や詳細については、あえて伏せさせていただきました。

 

NTTのHPでは、利用方法やよくあるQ&A等が掲載されております。

こちらも併せてご確認ください。

■NTT西日本「災害用伝言ダイヤル(171)

https://www.ntt-west.co.jp/dengon/

 

<事務局>

2021.10.13
過去取扱い事件

弁護士小口が担当した事件について、成果を獲得できましたので報告させていただきます。

 

 

【事件の概要】

道路交通法の「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」に違反したという事件、つまり俗に言う飲酒運転の事件です。

 

飲酒運転の事件では、

① 起訴状記載の日時・場所で運転をしていた事実

② ①の運転時に酒気を帯びていた事実

の2つを検察官は立証しなければなりません。

 

しかしながら、検察から開示された証拠を精査したところ、①の運転の事実について客観的な証拠はなく、本人の自白(=認めた)しかありませんでした。

 

憲法38条3項には「何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、または刑罰を科せられない」と定められています。

さらに、刑事訴訟法の319条2項には、「被告には、公判廷における自白であると否とを問わず、その自白が自己に不利益な唯一の証拠である場合には、有罪とされない」と定めており、一般に補強法則と呼ばれています。

補強法則は、架空の事件で国家の刑罰権が誤って行使されるのを防いだり、自白が重視されすぎることで生じる違法取調べ等を抑制するための法原理で、多くの国で採用されています。

 

今回のケースにおいては、自白以外に、起訴状記載の日時・場所で運転していた事実を示す証拠がありませんでした。本来であれば防犯カメラ映像がそれになり得たのですが、警察によるミスなのか、検察によるミスなのか、肝心の映像が保存されていませんでした。

 

【最後に】

補強証拠がないという理由で無罪の判決が下されることは極めて珍しいことです。

実際に飲酒運転があったのに無罪になるという関係性だけをみれば不正義という部分がありますが、国家が国民に刑罰を科すという刑事裁判においては、不当な人権侵害を起こさないために様々な刑事裁判のルールがあります。このルールが常日頃から守られているかをチェックするのは弁護人の基本的な使命です。

警察・検察には、ぜひ今回の件を重く受け止めて欲しいと思います。

 

当事務所では、刑事事件、特に無罪を争う事件に力を注いでいます。

また、刑事弁護では限られた時間の中で、事件を見極め、方針を立て、準備をし、主張する必要があります。

もちろん、今回のような成果が全ての事件で得られるわけではありませんが、最良な結果を獲得、提供できるよう、ひとつ一つの事件に取り組んでいます。

お困りの際は、早めにご相談にお越し下さい。

2021.10.01
コラム

 

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 

沖縄県内において、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数、病症の占有率が減少傾向にあることから、2021年9月30日で緊急事態宣言が解除されたところではありますが、南山法律事務所では、感染流行の再拡大(リバウンド)を生じさせないため、またご来所される皆さま及び当事務所職員の健康を守るため、引き続き、感染症対策の徹底を行ってまいります。

 

 

 < ご来所される皆さまへのお願い >  

■来所時のアルコールによる手指消毒及びマスクの着用

受付カウンターにアルコール消毒を設置しておりますのでご利用ください。

また、ご来所の際はマスクの着用をお願いします。

 

■入室人数の制限

面談室のスペースには限りがあります。密になる事を避けるため、ご来所いただく方は2名様までと制限させていただきます。

 

■面談の前に、以下の点を確認させていただき、記録をつけさせていただきます。

1つでも該当する事項がある場合には、相談室での面談を実施せず、電話での相談などに切り替えさせていただく場合がございます。

(1)48時間以内に、37.5度以上の発熱があったか

(2)風邪の症状(咳、鼻水を含む)があるか

(3)同居家族の風邪症状や体調不良があるか

(4)2週間以内に、感染の可能性がある人と接触したか

(5)人が密に集まり過ごす空間に集団で集まったか(コンサート、集会等)

(6)嗅覚・味覚に異常を感じるか

 

■保健所の感染経路調査等への協力同意

後日、感染が発覚した等の場合に、保健所の感染経路調査等に協力せざるを得ないことがあります。その際、氏名と連絡先に限り、情報提供することにご同意をお願い致します。

なお、相談内容については、いかなる事情が生じても絶対に情報提供をすることはありませんので、ご安心下さい。

 

 < 相談室の対策 >  

■アクリル板の設置及び面談室のドアの開放

面談室テーブルにアクリル板を設置しております。また密閉空間を避けるため、面談中もドアを開放させていただきます。

 

■面談後の除菌作業

面談後は次に利用される方のために、必ず除菌作業を行っております。

使用した筆記具も全て消毒しておりますので、ご安心ください。

 

 < 弁護士、事務局の対策 >  

■マスク着用、手指消毒の徹底

弁護士、事務局職員ともにご来所いただく皆さまと同様、マスクの着用、入室時の手洗い・アルコール消毒を徹底しております。

 

ご来所いただく皆さまには、ご不便をお掛けすることもございますが、安心安全を守るための対策となりますので、どうぞご理解ご協力の程よろしくお願い致します。

 

≪事務局≫

2021.09.08
コラム

『長野市豊野の男性 災害関連死不認定』『遺族「詳しい説明を」』

【2021年8月28日 信濃毎日新聞35面】

 

先日8月28日、長野市豊野の男性について、災害関連死が認められず、さらに詳しい説明がなされないままになっている件に関して、弁護士小口のコメントが掲載されましたので報告致します。

 

男性は、2019年10月の台風19号の災害時、高齢者施設で救助され、長野市外の病院に転院。さらに約2週間後、長野市内の別の病院に入院し、その後12月にお亡くなりになりました。遺族が災害関連死の認定制度があることを知り、長野市に災害弔慰金を申請したところ、遺族の元に長野市から届いた不認定通知書は、A4版1枚で、理由はたったの5行でした。

 

長野市は、災害関連死の認定基準について、避難所暮らしなどの生活環境や医療・介護環境が激変したことが原因で、病気が発症・悪化した場合に災害と相当な因果関係があると規定しています。

また、台風19号災害で災害関連死と認められた方々の中には、入所施設が被災し、転院を繰り返した事で体力が低下して死亡した方や、入所中に被災し、持病の薬が飲めない期間があり、施設を移った事による体力の低下の影響もあって死亡した方がいます。

その上で、たった2カ月の間に入院先を2度も変わらざるを得なかったこの男性は、災害関連死とは認められなかったとのことです。

 

2度も生活環境が変わり、心身ともにとても負荷がかかっていたはずなのに・・・不認定について、遺族の「なぜ?」が取り払われないのも無理のない事だと想像できます。

 

遺族は長野市に対して、亡くなった家族の不認定と、認定された事例との違いについても説明を求めますが、市は「災害との関連はない」を繰り返すだけだったと言います。

 

弁護士小口は「なぜ災害と関連がないか説明が不十分ではないか」と指摘し、さらに東日本大震災後、岩手県山田町の災害関連死認定に関わった経験を踏まえて「遺族にとって死因と災害との関連は重大な関心事。市の説明に納得できなければ先に進むこともできない」とコメントを寄せております。

 

突然失った命。

急に家族や大切な人を失った方の気持ちは計り知れません。

ただ、その命や残された方々に、寄り添ってくれる姿があるだけで救われるものがあるのではないかと思います。そうすることできっと残された方々の気持ちが、少しは片付くのではないでしょうか。

 

災害で犠牲になった命に、しっかり、丁寧に、向き合っていただきたい、そう思います。

 

《事務局》

2021.08.04
コラム

『弾薬除去 国は感謝を』

【2021年8月4日 沖縄タイムス29面】

 

先日7月26日、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録された事を受け、弁護士小口のコメントが掲載されましたので報告致します。

 

記事の中で小口は、先日家宅捜索を受けたチョウ類研究者の宮城秋乃氏の話題に触れ、

「宮城氏がしてきたいわばごみ拾いのボランティア活動は土地の価値を増やす行為である。」「(県と国頭村は)汚染除去等の不十分さを発見してくれたことについても感謝すべき立場だ。」とコメントしております。

 

今回登録された4島には、国の天然記念物ヤンバルクイナ(沖縄本島北部)、イリオモテヤマネコ(西表島)など、独自に進化を遂げた希少種が生息しており、国土0.5%に満たない面積に絶滅危惧種が95種、固有種は75種を数えるといいます。

その中で、沖縄北部やんばるの森で希少種を守るための活動をしてきたのが宮城氏であり、宮城氏が挙げ続けた声のお蔭で、これから守るべき自然遺産のために、国や沖縄県が本来すべき(であった)事が見えてきたように思えます。

 

報道において県は『「米軍由来の廃棄物がたびたび発見されていることは大変遺憾」と指摘し、廃棄調査と速やかな撤去などを防衛局に要請している』としていますが、沖縄県警が踏み込んだ先日の家宅捜索については、どのように考えているのか気になって仕方がありません。

 

≪事務局≫

2021.07.30
お知らせ

平素は格別のご高配を賜り、誠に有り難うございます。

夏季休業について、以下お知らせ致します。

 

【休業期間:2021年8月7日(土)~15日(日)】

 

関係者の皆さまにはご迷惑をお掛け致しますが、

何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

なお、8月16日(月)より通常どおりの業務とさせていただきます。

 

<事務局>

2021.07.21
お知らせ

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 

現在、台風6号が沖縄本島に接近していることに伴い、

7月21日につきまして、臨時休業とさせていただきます。

皆さまにはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 

<事務局>

2021.06.22
コラム

『米軍廃棄物に抗議→家宅捜索』『かつてベトナム戦訓練 やんばるの森 銃弾、手投げ弾・・・「自然遺産」を破壊』

【2021年6月10日 東京新聞20・21面】

 

 

先日の東京新聞に弁護士小口のコメントが掲載されましたので報告致します。

 

先日6月4日午前、東村高江の米軍北部訓練場のメインゲートで米軍車両や軍雇用員らの通行を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで、チョウ類研究者の宮城秋乃さんの自宅が県警により家宅捜索されました。捜査員からは、4月7日に米軍基地との境界を示すイエローラインの内側に廃棄物を置き、通行を妨害したことによる家宅捜索との説明を受けたようです。

 

米軍北部訓練場は、かつてベトナム戦中に、米軍がゲリラ戦に備えた訓練を行っていた場所。2016年12月にその一部が返還されましたが、日米地位協定で米軍側は原状回復の義務を負わないと定められているため、後始末をせずに返還されました。

返還後、宮城さんが調査のために森に入ると、森のあちこちには、銃弾や英語表記の弾薬箱、野戦食の袋などの廃棄物が残されたままだったようです。

 

記事の中で宮城さんは、「これまで繰り返し廃棄物の違法性を訴えてきたが、見向きもされなかった」と言います。

他の報道記事では「返還地で火薬入りの弾薬を見つけて、通報した際、県警は職務であるのにもかかわらず回収しなかった」とも訴えています。

 

この件を受けて、弁護士小口はこうコメントしています。

「ゲート前に置かれた廃棄物は、ごくごく簡単に撤去できる程度のもの。それが存在することで、威力を感じさせるのか。何らかの妨げを生じさせるのか。そもそも米軍の遺失物を返そうとしただけではないのか」と述べ、その上で、「『訓練場の廃棄物を引き取ってほしい』という宮城さんの思いは、かねて県警も知っていたはず。弾薬を見つけた際には県警に届けていたわけだから。とすると、宮城さんが置いた廃棄物はどこのものなのか、なぜ置いたのかも容易に分かる。家宅捜索までして調べなければいけないことがあったとは到底思えない」と非難します。

 

この事件を知った時、私はすぐに「見せしめか?」と感じざるを得ませんでした。

 

違法性を訴えるのに、何も取り合ってくれない警察。

気付いてほしくて、どうにかしてほしくて、強く訴えると、

取り合ってくれるどころかむしろ捜査の対象になってしまう。

それが今、世界自然遺産への登録を前に「やんばるの森」で起こっている真の姿です。

 

《事務局》

2021.06.16
お知らせ

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 

南山法律事務所では、6月23日(水)は慰霊の日のため

お休みとさせていただきます。

 

関係者の皆さまにおかれましては、ご迷惑をお掛け致しますが、

何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 

<事務局>

2021.04.22
お知らせ

 

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 

南山法律事務所では、職員の環境重視等のため、

以下の期間についてお休みとさせていただきます。

 

【休業期間:2021年4月29日(木)~5月5日(水)】

 

関係者の皆さまにおかれましては、ご迷惑をお掛け致しますが、

何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 

≪事務局≫