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コラム
2024.11.14
お知らせ

 

 

県の経験不足露呈… 北部大雨被害の災害救助法適用が難しく

https://www.otv.co.jp/okitive/news/post/00012038/index.html

【2024年11月13日 沖縄テレビ】

 

先日11月9日未明から鹿児島南部沖縄本島北部を襲った線状降水帯により、記録的な大雨に見舞われ、多くの被害が発生しています。

 

この被害へのサポートとして重要となってくるのが災害救助法の適用…のはずだったのですが、今回の豪雨被害について、沖縄県の対応の遅さが原因となり、救助法適用が困難な状況に追い込まれています。

 

自然災害はいつ起こるか分からない。

だから私たちは万が一の時に備えて、必要な防災グッズを揃え、防災経路を確認し、避難訓練を行い、平時から準備をしています。そして、そうしておくようにと、多方面からも言われ続けています。

にも関わらず、沖縄県はその準備が全く整っていなかったという、とてもとても残念な結果が表面化されました。

例え、これまでに沖縄県が大きな自然災害に遭っていなかったと(思っていたと)しても、ここ数年、日本各地、世界各地では大きな災害が発生しています。それらから必要な体制、万が一の場合にすぐに稼働できるようなシステムを検証し、整えておくことができたはずです。

 

今まさに被害に遭われている方々、地域への迅速なサポートはもちろん、将来起こるかもしれない非常時に備えて、沖縄県には早急な検証、整備を求めます。

 

 

≪事務局≫

2024.11.12
お知らせ

『県対応遅れで不利益も』『災害救助法 識者「体制整備を」』

【2024年11月12日 沖縄タイムス25面(関連1・2・24面)】

 

本日12日の沖縄タイムスは、「災害救助法適用 困難に」「北部大雨 県が対応遅れ」というショッキングな記事が1面を飾りました。

 

記事中には、

 

~(抜粋)鹿児島県は大雨が続いた9日、早々に与論島へ(災害救助法を)適用~

~(抜粋)出遅れた沖縄県は財政支援を得にくくなっている~

 

とあり、先日11月9、10日に沖縄北部を中心に発生した大雨による災害について、沖縄県の出遅れを伝える内容となっています。

テレビや新聞記事で被害状況を見るだけでも、辛く苦しい気分でしたが、その対応遅れにより、受けられる行政サービスを受けられない状況が発生しようとしている、さらなるショッキングなニュース。

 

さらに記事には、

 

~(抜粋)担当の生活安全安心課は「結果的に見れば『恐れ』を基にして行政サービスができたかもしれない。今後は積極的に検討していきたい」と述べた~

 

とありますが、従前、内閣府は災害救助法の積極的な活用を呼びかけており、それにも関わらず、今回、沖縄県では対応の遅さが原因となり、災害救助法の適用が難しくなっている状況が発生。

沖縄県の災害への認識の甘さ、知識不足が露呈した形となっています。

 

「今後は」ではなく、現在進行形で、沖縄北部では県道の通行止め、家屋被害が起こっており、今まさに被害に遭われている方々がいます。

沖縄県には迅速な被災者支援、体制整備、そして弁護士小口が紙面でコメントしているように「適用できなかった場合は、県が同等の被災者支援を」強く求めます。

 

≪事務局≫

2024.11.06
お知らせ

『マイナ保険証 現場混乱』『県内利用 全国最低6%』

【2024年11月2日 沖縄タイムス・24面】

 

先日2024年11月2日の沖縄タイムスの記事に、弊所弁護士小口幸人のコメントが掲載されました。

 

みなさんはマイナ保険証の登録はお済みでしょうか。

マイナンバーカードに健康保険証の機能を搭載させたマイナ保険証の利用について、沖縄は、9月時点で6.24%と全国で最も低い利用率となっているそうです。

(そうは言っても、全国的に見ても13.87%とかなり低迷しているようです。)

まだまだ普及が十分とはいえない一方で、マイナンバーカードと健康保険証の一体化を目指し、来月12月2日には従来の健康保険証の新規発行の終了が決まっています。

 

弁護士小口は紙面にてこう指摘します。

「任意であるはずのマイナンバーカードの取得を保険証という形で事実上強制すること自体が問題だ」

 

将来、健康保険証が廃止されマイナ保険証に一体化されてしまうと、医療機関を受診する際、マイナンバーカードを持っていないと病院受診が出来なくなる、という事が起こるかもしれません。そうなってしまうとマイナンバーカードの取得は、事実上強制的なものになってしまいます。

また、来年3月からはマイナンバーカードと運転免許証が一体化される方針も固まっており、マイナンバーカードにあれこれと個人情報が紐付けされていこうとしています。

いくつかの個人情報が繋がっていく分、もちろんセキュリティは万全の状態にしてもらわないといけないところですが、すでにマイナンバーカード普及時に発生した、情報のひも付け誤り等の点から、現段階では、正直その不信感が拭えません。

 

マイナンバーカードへの信頼度の低さが、普及率の低さを物語っているように思えます。

 

≪事務局≫

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