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コラム
2016.10.21
講演

 

10月13日に歴史と伝統のある外国特派員協会で記者会見をしてきました。

会場は40名を越える記者で立ち見もでる状態でした。ワシントンポストやBBCの記者の方もいました。

 

テーマは東村高江で強行されている、ヘリパッド移設工事についてです。

 

沖縄では連日一面か社会面で必ず報じられているこの問題ですが、内地ではあまり、いやほとんど報じられていません。本当に哀しいことです。

せめて少しでも多くの記者に報じてもらうため、精一杯話をしてきました。

 

通訳が入りながらの会見というのは、とても難しく、またどんな質問が寄せられるか全く予想できなかったのでかなり緊張しましたが、何とか役目を果たせたと思います。詳しくは、以下の記事と、以下の動画をご覧下さい。

 

なお、一点だけですが、以下のリンクのタイトルは「反対派」住民と表記されています。しかし、私はこの表記は適切ではないと思っています。ヘリパッドは基地と違いただの訓練場ですので、雇用が生まれるわけでも住民が増えるわけでも何でもありません。悪いことしかありません。「賛成」という言葉に合致している人は私はいないと思います。

※すでに琉球新報でも報じられていますが、近く別の報道機関が行った調査も明らかになるはずです。

 

そこにいらっしゃるのは、長年弾圧が繰り返され続けた結果、ここまできたらもう仕方ないと思っている方と、まだ諦められないと思っている方という差であって、賛成と反対という言葉で表現するのは適切ではないと思います。

 

youtube 沖縄の高江ヘリパッド移設反対は住民の会見(動画)

IWJ 「奪われたものを返してもらうのに、なぜ新しいヘリパッドを作らなければならないのか」!?〜高江住民33人が工事差し止めを求め国を提訴!小口幸人弁護士らが外国特派員協会で記者会見 2016.10.13(ダイジェスト版有)

琉球新報 「ヘリ飛ぶ前に工事止めて」 沖縄・高江の住民、海外へ反対訴え

 

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2016.10.21
過去取扱い事件

 

弁護士の仕事は大きな責任が伴うものばかりです。人生がかかった裁判もありますし、えん罪事件なども正にそうです。

大きな責任を伴うものの一つに、子の引渡しと子の監護権に関する裁判があると感じています。

 

夫婦円満に子どもを育てられている場合はよいのですが、

様々な原因で、これが難しくなるときがあります。

 

見えているものが世界の子どもにとって、両親が離れ、自分がどちらか片方に監護される、片方に会えなくなるというのは、本当に大変なことです。哀しくもこうなってしまった場合、せめて子どもを自分の手元で育てたい、そう思う方は多いです。

 

そんなとき、ある意味子どもの奪い合いのような形で生じてしまうのが、

子の引渡しと子の監護者の指定を求める裁判です。

 

このたび、不本意な形で子どもを連れていかれてしまったお母さんの依頼を受け、

無事子どもの引渡しと監護者の指定を受けることができました。

裁判手続き後の引渡しも任意に履行され、本当によかったと思っています。

 

非常に深刻かつ緊急を要する案件となりますので、ある程度の費用をいただく形になってしまうことがあるのは本当に申し訳ないのですが、何とかしたい、やはり納得いかない、という想いが残っているときは、まずはできそうなのか、無理そうなのかを確認するためにも、早めに法律相談をご利用下さい。

 

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2016.10.21
講演

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9月24日に東京の文京区区民センター(200人収用)で、東村高江で行われているヘリパッド移設工事について講演をしてきました。

緊急企画であるにもかかわらず、会場はほぼ満席でした。

 

本当に哀しいことですが、今、人権が揺らいでいます。

憲法は「後ろ盾のない」ものだと言います。ただの紙切れと言えば紙切れです。

人権は憲法により守られていますが、人権を守る意識が後退し、守らないことが日常になっていけば、憲法は紙切れとなり、人権はどんどん小さくなり、カタチだけのものになります。少しでも多くの方が沖縄に、高江に足を運んで頂けるよう話してきました。

 

講演の模様は、いつも大変お世話になっているIWJさんに撮影いただきました。

 

「お願いだから、高江に来て下さい」沖縄・高江で活動中の小口幸人弁護士が涙の講演 高江の現状と機動隊・沖縄防衛局らによる「違法行為の数々」を徹底解説 2016.9.24

2016.10.17
過去取扱い事件

 

ご依頼頂いた傷害事件について目覚ましい成果を獲得できましたので報告させていただきます。

被疑事実は、妻が夫を包丁で刺したというものです。

 

依頼を受け、速やかに詳細な聴き取りを行ったところ、

実際に起きたのは、夫婦げんかの揉み合いの中で包丁が刺さってしまったというものであることがわかりました。確かに包丁が出てきたのはやり過ぎですが、それでも、決して警察が介入して傷害事件として立件すべき案件ではありませんでした。被害者も処分等を求めていませんでした。

 

すぐに証拠を集め、検察官に勾留請求をしないよう働きかけましたが、検察官はこれを聞き入れず勾留請求をしました。そこで、更に証拠を集めた上で、裁判所に勾留決定をしないよう求めたところ、裁判官が勾留請求を却下したので無事釈放されました。

 

その後も、夫婦喧嘩が起きたとしても同じようなことが起きないよう指導するなどするとともに、

検事の取り調べ等への付添いを続け、無事、不起訴処分となりました。

 

刑事事件で重要なことは、とにかく早く弁護士に依頼するということです。

この事件も、早い段階の依頼だったのが決め手でした。もし依頼が遅く、落ち込んでいる被疑者が自らを責める形で「刺しました」と取り調べの中で話していたら同じような経過は辿っていないでしょう。

 

優秀な弁護士、なるべく安いところというお気持ちはわかりますが、

刑事事件についてはとにかく早く依頼することが大事です。

 

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2016.10.07
講演

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少し経ってしまいましたが、先日、憲法カフェ祭り2016に登壇しました。

 

・憲法カフェ

憲法改正の議論が盛り上がってきた2014年頃から、全国各地で憲法カフェという、気軽に憲法について知って、語り合って、考えるイベントが開催されてきました。

講義形式のものもあれば、お茶を飲みながらのもの、実際にカフェで行うものなど様々ありまして、私もいくつか開催させていただきました。

※沖縄での開催も可能です。どうぞご相談ください。

 

・憲法カフェ祭り2016

憲法カフェの集大成というか区切りのイベントとして、2016年9月24日に東京で憲法カフェ祭り2016が開かれました。

三つの分科会が開催され、そのうちの1つ、「憲法改正の本命? 緊急事態条項と任期延長って何だ?」を担当させていただきました。

当日の模様は、以下のあすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)のウェブサイトで取り上げられています。

ぜひご覧ください。

 

憲法カフェ祭り2016 分科会報告1 「憲法改正の本命? 緊急事態条項と任期延長って何だ?」

 

 

2016.10.03
コラム

 

本日(10月3日)台風18号の影響を踏まえて、気象庁が沖縄本島全域に対し、暴風警報を出しております。

ご来所いただく際、あるいはお帰りの際等の被害が予想されますので、誠に恐縮ではございますが、本日は臨時休業とさせていただきます。

何卒、ご理解下さいますよう、お願い申し上げます。

 

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