『盆地浸水「どうすれば」』『南大東 排水できず住民困惑』『「県独自の支援必要」弁護士』
【2025年7月30日 沖縄タイムス】
先日の台風8号接近の影響で、南大東村と北大東村の低地帯では、大雨発生から2日が経過した今もなお、道路や住宅地に浸水した水が引かず、住民の一部が避難を余儀なくされています。沖縄県は両村に災害救助法を適用し、さらに北大東村への陸上自衛隊の派遣要請を決定しました。
これについて、弁護士小口は記事の中で、
「離島の特殊性を考慮し、今後は県独自の支援を検討する必要がある」
「これまでの教訓を踏まえ、行政は被災者に不利益がないよう対応しなければならない」
とコメントしました。
沖縄には毎年多くの台風が到来し、時に人的被害、家屋への被害等をもたらします。
特に離島においては、台風到来前後の悪天候により、航空便、船便が欠航となることで、物資が入ってこなくなり、食料が漸減してしまう等、生活に直結した問題が多々発生します。
同じ沖縄県であっても、島々によって地理的な条件等により、受ける影響は様々です。
ぜひ沖縄県には、過去の災害を無駄にすることなく、万が一に備えたこれからの災害対策、被災者支援の在り方を十二分に検討して欲しいと願います。
≪事務局≫