「『有事』での住民避難を人権から考える」
【2025年11月29日 沖縄弁護士会「『有事』での住民避難を人権から考える」 】
先日11月29日、沖縄弁護士会主催によるシンポジウム「『有事』での住民避難を人権から考える」が開かれました。
シンポジウムの中では、日弁連災害復興支援委員会の永井幸寿先生による講演や、当該避難をテーマにしたパネルディスカッションがあり、弊所弁護士の小口幸人はパネルディスカッションのコーディネーターとして登壇しました。
(その模様が2025年11月30日の沖縄タイムスに掲載されておりますので、どうぞご覧ください)
国民保護法に基づいた沖縄県の県域を越える避難計画が発表され、すでに県内の離島では「有事」を想定した避難訓練が実施されています。
弁護士小口は、本シンポジウムの中で
「避難が始まる前に米軍が空港とかを使い始めて、避難計画と重なるのでは」
と疑問を呈します。
もちろん「有事」に限らず、災害であっても、万が一に備えた準備、訓練は必要不可欠です。
ただ、現在想定されている避難計画は本当に実現的なのでしょうか。
避難をした、その後はどうなるのでしょうか。
この報道を目にする度に、疑問、不安ばかりが押し寄せてきます。
避難計画、訓練がしかれるならば、少しでも「これなら大丈夫かも・・・」と、せめてちょっとでも思える避難計画が検討されることを願います。
≪事務局≫




