『南城市長不信任案否決』『辞職以外に解決策なく』『チラシで誤情報、市長保身優先』
【2025年6月4日 琉球新報】
本日、琉球新報に弊所弁護士小口幸人の取材記事が掲載されましたので報告致します。
南城市長をめぐっては、先日市の第三者委員会から報告書が出され、日々、関連報道がテレビ、紙面等を賑わせています。そして6月2日、南城市長に対し不信任決議が出されましたが、与党の反対多数で否決されました。
そんな渦中、不信任決議案の採決が予定されていた2日朝、南城市内にあるチラシが配布されました。
「第三者委員会・報道機関を正す会」により作成されたチラシには「中立性を欠いた『第三者委員会』報告-南城市長バッシング報道の背後にあるもの」「民意は作られるのか?-南城市長を巡る『第三者』報告の正体」とあり、第三者委員会によって出された報告書に対する批判、ひいては第三者委員会の構成委員個人を批判する内容が主となっていました。
これに対し、弁護士小口はこう指摘します。
-主に第三者委委員の「中立性」を中傷する内容だが、第三者委の委員を委嘱したのは、他ならぬ古謝市長だ。市長に有利に偏る可能性はあっても、逆は考えにくい。
-市長は私設弁護団とともに記者会見を開き、市が設置した第三者委を批判しているが、公務としての職務と保身の優先順位が完全に崩れてしまっている。
この一連の流れを見ていて、ふと「なぜ任期まで務めようとされているのか」「任期満了までに実現しようとしている(ものがあるならば)、市民が安心して働けること、健全な市政よりも重要な最優先課題は一体何なんだろう」と素朴な疑問が湧き上がってきました。
リーダーとしてすべきこと、その道すじはすでに見えているような気がしてなりません。
≪事務局≫